【中学校】合唱祭を成功させるために

コミュニケーション

もうすぐ合唱祭シーズンですね。今回は、合唱祭を成功させるポイントをご紹介します。

0 合唱の歌を決めよう!

合唱祭で大切なのは、曲選び!
生徒の好み、担任の好みがあると思います。

大事なのは、とにかく
「歌いたい曲を歌う!」
ということです。

なぜ、「歌いたい曲を歌う」のがいいのかと言うと、
気持ちが乗らない合唱ほど辛いものはありません。

なので、まずは気持ちを高めるために、生徒が歌いたい曲を歌えるように、事前にいろいろな曲を聞いて選曲しましょう。

1 実行委員やパートリーダーと相談しながら進める

自主的に取り組ませるためには、中心となる生徒に当事者意識をつけさせることが大切です。
練習の計画を立てたり、練習前に注意点を伝えたり、練習後の反省を言ったりするなど、生徒たちが前面で活動できる場を与えると、その意識が高まるでしょう。

まずはリーダーを当事者にすることが重要です。

2 勝つことにこだわらない

そもそも、合唱祭は勝つことを目的にしません。さらに言うと、教育活動では「勝つこと」は『目標』には成り得ても、『目的』には成り得ません。

イチにもニにも、「生徒の成長」が『目的』です。その生徒の成長を促すために、『目標』として勝つことを設定するのは良いと思います。

『目的』=最終的にどうなってほしいか
『目標』=目的を達成するための指標

なので、目標を達成せずとも目的は達成できるはずです。

生徒の成長を促していきましょう!

3 「いい歌を歌おう」と伝える

「2」でも述べたように、『目的』は生徒の成長です。

「より良い歌を歌うためにはどうしたら良いか?」

という問いに対し、試行錯誤をしたり、うまくいかないことを乗り越えたりする中で、生徒が成長していきます。

「こうしたらもっとよくなるんじゃないか」というのを何度も繰り返し、失敗を重ねた先に成功(成長)があります。

まとめ

0 合唱曲の決め方
1 リーダーに当事者意識をもたせる
2 勝つことにこだわらない
3 いい歌を歌えればそれでいい

今回は、合唱祭に向けて意識すべきことを紹介しました。

一朝一夕に人は成長しません。何度もチャンスを与え、我慢強く見守っていれば、生徒はどんどん成長していきます。
(私たち先生も、すぐには成長しません)

さらに言うと、先生という仕事は、生徒が生徒でいるうちに答え合わせができるかどうかもわかりません。

生徒の人生のどこかで、「あの頃の経験があったから今がある」と思ってもらえればそれで上出来だと思います。

苦しい時間を過ごすかもしれませんが、私たち仲間がついているので、一緒に頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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